こんにちはさぷたくです。
ミニマルライフコストを下げて、その分時間とお金に余裕を持って理想の生活を実現させたい。
そんな思いで、家計簿の全項目の見直しを実施しています。
今回は、電気代について電気代の仕組みを理解し、過去2年の電気代実績をもとに削減目標を立てていきます。
この記事は以下のような人におすすめ!
・生活費を削減したい
・電気代はいくらくらいが目安か知りたい
・電気代を減らしたいが、何から手をつけるべきか知りたい
電気代のしくみ
電気代は主に4つの要素で構成されています。基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金です。それぞれの金額がどのように決まるのかを詳しく見ていきます。
イメージしやすいように、最後にグラフで全体の構成を視覚的にまとめました。
基本料金
電力会社が契約プランごとに設定する固定料金で、人件費や設備維持費などの諸経費をまかなうために設けられています。
基本料金は、契約している最大アンペア数によって決まります。※プランによっては「〇〇kWhまでは最低料金◎◎円」と設定されている場合もあります。
現在の契約アンペア数は、毎月届く電気料金明細書(検針票)に「ご契約 ◯A」と記載されています。また、電力会社のウェブサイトやアプリでも確認できる場合があるので、一度チェックしてみてください。
おうちで一度に使用するアンペア数を把握することで、契約がオーバースペックになっていないか見直すきっかけになるかもしれません。
電力量料金
使用した電力量に応じて計算される料金です。
契約プランや地域、使用量によって単価が異なります。
また、使用量が増えるにつれて1kWhあたりの電力量料金単価も高くなるため、電気を多く使うほど料金が割高になります。
どのタイミングで単価が上がるのかを把握しておくと、節約の目安になりますね。
燃料費調整額
燃料価格の変動に応じて電気料金が調整される項目です。
計算方法:
燃料費調整額 = 燃料費調整単価 × 電力使用量 (kWh)
料金プランによって単価が異なる場合があるため、見直しによってコストを抑えられる可能性があります。
ただし、燃料費調整額は情勢によって左右されるため、まずは電力使用量を見直すことが重要だと思います。
再エネ賦課金
再生可能エネルギーの普及を目的として、電気料金に上乗せされる費用です。
電力会社は再エネで発電された電気を一定期間・一定価格で買い取る義務があり、その費用を国民が負担する仕組みになっています。
計算方法:
再エネ賦課金 = 全国一律の単価 × 毎月の電気使用量 (kWh)
単価は経済産業大臣が毎年決定し、買取見込額や過去の過不足額、電力事業者の販売電力量などを基に設定されます。
この費用自体を削減することはできませんが、電気の使用量を抑えれば支払う額を減らすことができますね。
電気代仕組みまとめ
電気代は以下の4つの料金で構成されています。
電気代 = 基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金
それぞれの料金をグラフにしてみました。(料金は参考です。)

再エネ賦課金以外は契約により単価が変わるので、契約の見直し次第で安くできる可能性があります。
また、電気代として全ての料金をまとめると下記のようなグラフになります。

契約の見直しも必要ですが、電気使用量によって電気代が大きく変動するため、電気使用量の見直しも重要であることがわかります。
我が家の電気代の実績と料金体系
電気代の仕組みについて理解したところで、次に、我が家の過去2年間の電気代実績と料金体系について見ていきます。
実績をもとに、節約の目標を立てていきたいと思います。
電気代実績
過去2年間の電気代実績推移をグラフ化しました。

【前提条件】
✅2023年2月,3月は引っ越しのため前後の月にまとめて支払い
✅️3人家族のデータ
【グラフからわかること】
✅️月平均6,363円
✅️各月の価格の差が大きい(季節変動がある)
全体支出から見た電気代の割合
全体の支出に占める水道代の割合を見てみます。
支出が大きい項目ほど、節約の効果も大きくなります。そのため、そのため、費用削減の優先順位を決める参考になります。

結果、電気代は全体支出の1.7% でした。一見すると小さく感じますが、意外と影響が大きいです。
✅ 月々の電気代を5%削減 できれば、年間3,800円の節約 に。
✅ 年間3,800円を好きなことに使える!
年間3,800円の節約額は、どのように節約するか で印象が変わってきますよね。
たとえば、毎日コツコツ努力してやっとの思いで3,800円削減するなら「ちょっと少ないかも?」と感じるかもしれません。
でも、今回の取り組みは 「簡単に、苦なくできる節約」 を目指しています。
つまり、気づいたら年間3,800円得していた! という、いわば ボーナス のような感覚です。
ちょっとした工夫で負担なく節約し、その分を好きなことに使えるのが理想ですね!
では、削減するために、まず、契約内容を確認してみます。
我が家が契約している電気代推移
まずは、我が家が契約している電気会社での料金の仕組みを把握したいと思います。
料金の仕組みを以下のグラフに表しました。

✅ 120kWhを超えると料金単価が上がる → 使用量を120kWh以下に抑えたい!
✅ 基本料金は契約アンペアによって決まる → 最大使用アンペアを見直せば抑えられるかも?
✅ 契約会社によって単価が異なる → より安いプランがあるか比較したい!
料金仕組みから目標設定
料金の仕組みと実績をもとに、電気代削減の目標 を設定しました。

✅ 使用量は年間150kWh〜300kWhの範囲
✅ 今の契約では280kWhを超えると単価が上がる → 使用量は最大280kWhに抑えたい!
また、現在の使用状況で他に適した契約内容がないかを基本料金・電力量料金・燃料費調整額の観点から見直したいと思います。
まとめると下記を実施します。
✅ 契約アンペアの見直し
✅ 使用量の見直し
✅ 契約会社・契約内容の見直し
目標は約10%の削減! これにより、月々約600円の節約 が可能になります。
進捗は随時投稿していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
まとめ ミニマルへの第一歩
今回は、数ある支出項目の中から「電気代」について見直してみました。
電気代の内訳を確認すると、主に4つの料金で構成されており、それぞれの仕組みを理解することで、より効果的な節約方法を考えやすくなります。
自分の価値観と照らし合わせたとき、「使わなくても満足できること」があれば、その分の支出を減らすことで、お金にも時間にも余裕が生まれ、やりたいことに集中できるはずです。今回は、その第一歩を踏み出せました。
『本当に必要なことか』『自分の価値観ややりたいことに沿っているのか』を自問自答しながら、試行錯誤を重ねて目標を達成していきます。その過程や結果も投稿していくので、ぜひ楽しみにしていてください!
他にも家計管理に関する記事を執筆しています。私のモットーは「お金は手段。24時間ワクワクした生活を手に入れる。」です。お金についての悩みを早急に解消し、やりたいことに全力投球できるよう日々試行錯誤しています。
もしご興味があれば、別の記事もぜひ覗いてみてください!
また、下記のLINEからでも無料で相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
「○○の費用を安くしたいのですが、何ができますか?」など、ざっくりした相談でも大丈夫です。
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