※実話をもとにしています。
目次
導入:新NISAへの違和感
新NISA、もう設定した?余ってるお金は全部突っ込むのが一番効率いいのに、何で迷ってるの?
余裕たっぷりに笑うAさん。対照的に、隣でBさんは浮かない顔をしています。
……わかってる。理屈ではそうだけど、手元の現金が減るのはどうしても怖くて。それならいっそローンを先に返して、気持ち的にスッキリしたいなって思っちゃうんだよね
「効率」を求めるAさんと、「安心」を求めるBさん。 実は私も、すぐにリスクが思い浮かんでしまうタイプなので、Bさんの不安は痛いほどわかります。今日は、そんなBさんの「モヤモヤの正体」を、私と一緒に整理してみました。
1. 納得感は「想像」から始まる
楽になりたい気持ち、本当によくわかるよ。もし今、『全額返済した自分』と、『少しずつ返しながら投資も続ける自分』を想像してみたら、どちらの生き方が納得感があるかな?
うーん、全額返すとスッキリするけど、貯金がガクンと減るのも不安。かといって借金を抱えて投資を続けるのも、なんだか落ち着かない。結局、どっちも怖いのかも
そうだよね。白か黒かじゃなくて、半分だけ返すっていう『グレーな選択肢』だってある。まずは数字の損得を一旦横に置いて、**『これを失ったら、自分らしく笑えなくなる金額』**がいくらか、一緒に考えてみない?
2. 「安心の境界線」を可視化する
まずは、手元にいくらあれば、ひとまず安心だと思えるか。Bさんの場合はどう?
もし明日急に仕事がなくなっても、1年くらいは今の生活を変えずに済むお金があれば、かなり心強いかな
それがBさんの『安心の土台』だね。じゃあ、それとは別に、数年後に『どうしても必要になる大きなお金』、例えば車の買い替えや家の修繕費はどうかな?
あ……。それも考えると、今の貯金って実は『余ってるお金』じゃない気がしてきた
そこが大事なポイント!バラバラになっていた不安を整理すると、意外と『今、無理して投資に回さなくていいお金』が見えてくるんだよ
3. 「守り」があるからこそ、正しく「攻め」られる
でも、現金を寝かせておくより、NISAで回した方が効率がいいのは事実でしょ?
数字の上では長期的にみるとそうだね。でも、私が個別株でお小遣いを倍にする過程で気づいたのは、『自分の許容量を超えた投資は、必ずどこかで判断を狂わせる』ってことなんだ。だから、いわゆる『余裕資金』で投資をすることでどう転んでも慌てなくて済むんだよ。もし現金をギリギリまで投資に回していたら、株価が下がった時にお金が足りなくなる!とパニックになって、変なタイミングで売っていたと思う
実は私も、昔は1,000円使うのにも『将来大丈夫かな?』ってビクビクしてたんだ。でも、80歳までの可視化をして、絶対に動かさない守りを固めてからは変わったよ。『ここは使っても将来に影響しない枠』がはっきりしたから、逆に自信を持って投資に回せるし、人生を楽しめるようになったんだよね
4. 予想外の出来事も「想定内」に変える力
でもさ、計画を立てても、急に金利が上がったり事故にあったりしたら……やっぱり怖くない?
怖いよね。でも、実際にこの4年で変動金利の上昇や、車の事故があったとき、私は一度もパニックにならなかったんだ。なぜなら、リカバリーの仕方が見えていたから
でもさ、計画なんて立てなくても、何かあったらその時だけガツンと節約して、出費を削ればいいだけの話じゃない?
昔の私もそう思ってた。でもね、それって『ゴールが見えないまま、とにかく全力で走れ!』って言われるマラソンと同じで、すごく辛いんだよ
あ……。それ、今の私かも。いくら削れば安心なのかわからないから、ずっと将来が不安で、今の楽しみまで罪悪感を感じちゃう
そうだよね。でも、私には『地図』があった。事故で修理費の請求書を見たとき、一瞬は『うわっ』と思ったけど、帰ってすぐに計画表を修正してみたんだ。すると、『この出費があっても、10年後の貯金額は月2,000円分の差にしかならない』ってすぐにわかった。 具体的な終わりのある調整ができるから、ひたすら耐えるんじゃなく、納得してハンドルを切れる。この納得感があるから、私は年間65万円の節約も投資も、我慢している感覚なく楽しく続けられているんだよ
5. 正解は一つじゃない。「みんな違って、みんないい」
Aさんみたいに『増やすこと』にワクワクしてリスクを取れるのも一つの個性。Bさんみたいに『安心できる土台』を確認しながら進みたいのも一つの個性。どっちが正しいかじゃなくて、どっちが自分らしく毎日を楽しく過ごせるかが一番大事なんだよね
『みんな違ってみんないい』か。なんだか、投資しなきゃっていう焦りが消えて、前向きに家計簿をつけたくなってきたよ
まとめ:10年後の後悔を、納得感で書き換える
新NISAにいくら入れるのが正解なのか。その答えは、ネットの記事の中ではなく、あなたの「安心の境界線」の中にあります。
「正解」は、一度決めたら変えられないものではありません。トラブルが起きても、その都度地図を見直し、ハンドルを切り直せばいい。その「納得して修正できる自信」こそが、10年後のあなたを救う本当の財産になります。
もし今、あなたが貯金はあるのに不安を感じているなら、一度立ち止まって自分の人生を可視化してみませんか?
必要な方は、こちらの記事を参考にしてみてください。私が80歳までの計画立案と、年間65万円の節約を助けてくれた『自作家計簿』(4年かけて作り上げた超大作です。)の一部紹介とそのエクセル入手方法をまとめています。
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「10年後、あの時やっておけばよかった…」そんな言葉を自分に言わせたくない。そう思って、家計簿を80歳まで可視化してみました。 見えてきたのは、単なる数字の羅列ではなく、私が「私らしく」生きるための残り時間。漠然とした不安で過ごす毎日は、今日で終わりにしませんか?年間65万円の節約を叶えた、後悔を「確信」に変える家計管理の正体をお伝えします。
10年後、20年後のあなたが「あの時、自分らしい選択をしてよかった」と笑っているために。今日から一歩、始めてみましょう。
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